このブログを検索

2016年6月3日金曜日

ジョンという男~刑務所編②


ジョンがシアトルに行くと言ってから何日か後、ジョンから連絡が!


彼はまずシアトルにマギーに会いに行ったらしい、シアトルでマギーと会い、幸せな時間を過ごしていた。

ジョンは自分の気持ちを抑えきれなくなり、$300で指輪を買ってきて、結婚を申し込んだらしい。。。。。

マギーはもちろん、、、、無理ですと。。。

それからマギーと連絡が取れなくなり、落ち込んで実家のモントレイに帰ったらしい。。

おい、、、!!!まず好きな子に会いに行くのはまあ、、、いいとして、、

結婚を申し込むって!!?

しかも$300の指輪。。。   安くね?

まあ、彼からしたらすっごい買い物なのかな?

でもまあ、他にもいろいろ突っ込みどころ多すぎたけど、全部突っ込んでたら1年ぐらいかかりそうだから、彼の話を親身にきいてあげる。。


彼がモントレイに帰ると、母親がいて学校はどうしたと聞かれる。

彼は弾丸でシアトルに行ったこと、結婚を申し込んだことを母親に伝えると。。。。。

母親は一言

「あんた、バカでしょ。」

ョンはその一言で、何かがはじけてしまったらしい。。。

彼は父親の車に乗り込み、マリファナを買いにサンタクルーズに向かおうとしたらしい。(カリフォルニアは医療目的の場合マリファナは合法、彼は足が痛いという理由医者のサインがあるので、合法的にマリファナを買える~通称”グリーンカード”)

彼はうつ病で、この時常時マリファナを吸っている状態。。

高速をすごい速さで運転していると、後ろからやばいやつらがジョンを追いかけてきたらしい。(これは全部本人談)

スピードを上げて、逃げても逃げても、ずっとついてくるらしい。。

命の危機を感じたジョンは高速を降り、近くのセイフウェイ(スーパーマーケット)で助けを求める。

彼が一生懸命叫んでも誰も助けてくれない。。。

店に入って大声で叫ぶが誰も見向きもしない。。

このままだと殺される、、、、そう思った彼は服を脱ぎ、大声で叫ぶ、、そこでやっと店の人が声をかけてくる。。

なんか大声で叫んでると思ったら、警備員に外に連れて行かれ、外には警官が数人。。。。

「俺は悪いこと何にもしてないのに、逮捕されたんだよ。。。でも俺を逮捕した婦人警官がすっごくかわいくて、こんなきれいな警官初めて見たよってナンパしたら、警棒で殴られてんだよ。。。」

こんな感じの突拍子もない話をずっとしている。。電話している最中に逮捕者の記録をネットで調べる。。

彼の名前が載っていたので、間違いなく逮捕されている。。

彼は電話してきたときは家に帰った時だったらしい。

「そこからがやばかった。。俺が入れられた留置所はフェデラルの留置所で、フェデラルのやつは、やばいやつらしかいないんだよ。。
俺はレイプされるのが嫌だったから個室にしてくれって叫びまくったよ。。
同じ部屋のやつらがみんな俺のことを狙ってレイプしようとしてくるから、必死で叫んだよ。。
そしたら俺は個室にうつれた。。。

その後は、頑張って俺がまともで、いいやつだと分かってもらえるように、部屋を隅々まで掃除したんだ。靴下を脱いで、手にはめて、部屋の隅から隅までピカピカにしたんだ。
時間はいっぱいあったからすっごく綺麗になった。」

彼はこのあと病院に連れて行かれて、2日間ぐらいそこで過ごしたらしい。

薬をいっぱいもらい、毎日何種類もの薬を飲まなきゃいけないらしい。

彼がゆっくり話してるのもこの薬のせいだと思う。


おれはケータイをスピーカーモードにしながら、うんうんと頭のおかしくなった友達の話を聞いていた。

彼はもう絶対マリファナをやってはいけないと言われたらしい。

もしやるとまた病院に連れていかれるって。

死んでもあそこには戻りたくないって。

彼はこれのせいでクラスをパスできず。。

お金だけ払って最後の1か月をミスしただけでその学期の努力がパーになってしまった。。

なんかお母さんがかわいそう。。

アメリカではマリファナはほぼ合法で、サンフランシスコでも町中で吸っている人がいる。

大学の時、大学の喫煙所で吸ってる人や、うつ病でそれに頼らないと、生活が送れない、普段はとてもまじめな友達とかもいた。

マリファナはいいとか悪いとかそんなこと言えないけど、何事ものめりこみすぎるのはよくないと思うよね。。

今年の冬休みはジョンにその事件があって以来初めて会って、体重が二倍になってた。。

そういうお話。。

クスリだめ絶対!

0 件のコメント:

コメントを投稿